地球は丸い.
このことは,かなり古くから知られていた.
世界一周がおこなわれる前でも,ギリシャの賢い幾何学者は地球一周の長さを測る方法を見出し,実際に非常に良い値を得ている(例えば,このページ 参照).
地球は1日に1周,『北極点と南極点』を通る軸の周りを回転してい
る.
地球は同時に1年に1周太陽の周りを回転している.
しかし,ヒッパルコスもプトレマイオスも,そのことは知らなかった.
逆に,太陽が地球の周りを回転していると考えていた…
16世紀にコペルニクスが現われて,初めて地球が太陽の周りを回転していることが信じられる
ようになった.
地球の形を正確に決定するのには長い時間がかかった.
地球の大きさをセンチメートル単位で測れるようになったのは,やっと数十年前からである!
地球はほとんど球面の形をしている:確かに少し北極南極の方向が平らになっている.
極方向の半径(6 356 km, 驚くべき有効数字の桁数!)と赤道方向の半径(6 378
km)はそれほど違っていない.
興味があればこの(英語の)ページを参照.
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